エンジニアリング実践 個人開発の技術選定とクライアントワークの技術選定はどう違うか 2026年9月14日 結論から書く。個人開発の技術選定は「自分が最速で検証できるか」だけで決めていいが、クライアントワークの技術選定は「自分がいなくなった後も回るか」を主軸に置かないと事故る。同じ私が同じ技術力で選んでいるのに、判断基準がここまで違うのは、技術選定という行為が実は「誰のリスクを引き受けるか」を決める行為だからだと今は理解して...
エンジニアリング実践 TypeScriptでのクリーンアーキテクチャ実装、ports/adaptersの切り方 2026年9月14日 前回、個人開発でクリーンアーキテクチャを採用するかどうかの判断基準を書いた。今回はその続きで、「採用すると決めた後、実際にどうports/adaptersを切るか」を書く。結論から言うと、私が実務でやっているのは「外部システムへの操作を1つの動詞にまとめてinterfaceにする」というシンプルな作業だ。domain/...
エンジニアリング実践 マルチプロジェクトでのAI活用、Claude Codeのメモリ機能をどう使うか 2026年9月14日 結論から書く。私はClaude Codeのメモリを「1個の巨大なメモ」として使うのをやめ、プロジェクトごとにファイルを分割し、ユーザーレベルのメモリには各プロジェクトの要約と参照先だけを置く、という2階層構成にしている。本業のFDE(企業のAI導入支援)と複業を同時並行で回している以上、1つのセッションで扱う文脈がプロ...
エンジニアリング実践 git hooksをsubmodule化して全プロジェクト共通化した話 2026年9月14日 複業+本業を並行運用していると、リポジトリの数はあっという間に増える。私は今、コードを書くリポジトリだけで10近くを行き来している。今回はその中で地味に効いている改善、「git hooksをリポジトリごとに書くのをやめて、専用リポジトリからsubmoduleとして配布する仕組みに切り替えた話」を書く。 結論から言うと、...
エンジニアリング実践 クリーンアーキテクチャは個人開発でもやる価値があるか 2026年9月14日 結論から書く。個人開発でクリーンアーキテクチャを採用する価値は「ある」が、無条件ではない。私は複業のfinance-managementリポジトリ(家計データの集計・シート同期・Slack通知)でdomain/ports/adapters/usecaseの構成を採用し、実際に開発速度が落ちなかった一方、別の小さなスクリ...
エンジニアリング実践 Claude CodeとCursor、実務ではどう使い分けているか 2026年9月14日 「Claude CodeとCursor、どっちを使えばいいんですか」。AIコーディングエージェントの話をすると、この質問をよく受ける。結論から言うと、私は両方を使っている。どちらか一方に統一するのではなく、作業の性質によって使い分けるのが今のところ一番効率がいいと感じている。 そもそもの立ち位置が違う Claude C...
エンジニアリング実践 AIコーディングエージェントを使うと逆に遅くなるケース 2026年9月13日 結論から書く。AIコーディングエージェントは「速くなる」が前提で語られがちだが、実際には特定の条件が揃うと明確に遅くなる。私が本業のFDE(企業のAI導入支援)と複業側の開発の両方でClaude Codeを日常的に使っていて体感しているのは、①要件があいまいなまま投げたとき、②レビューコストがエージェントの生成速度に追...
エンジニアリング実践 Node.js 22のネイティブTypeScript実行で捨てたツールたち 2026年9月13日 結論から書く。Node.js 22系(--experimental-strip-types、22.6以降で利用可能)でTypeScriptをそのまま実行できるようになったことで、私は複数のプロジェクトからts-nodeとtsxを削除した。ビルドステップを挟まない小〜中規模のスクリプト用途に限れば、もう型ストリップ専用の...
エンジニアリング実践 日本企業のAI導入で課題になる稟議・情シス・予算の3つの壁、FDEが1つの資料でまとめて崩した対処法 2026年9月13日 FDEとして日本企業のAI導入支援に入ると、技術的な難易度よりも「稟議」「情シス」「予算構造」という3つの壁の方が課題になり、導入速度を左右することが多い。今回は、この3つの壁が具体的にどう立ちはだかり、私がどう対処してきたかを書く。結論を先に書くと、この3つは個別対応ではなく「1つの資料と1つの動線」でまとめて崩すの...
エンジニアリング実践 AI導入のPoCが失敗する原因と、PoC止まりで終わらせない現場の動き方 2026年9月13日 結論から書く。AI導入のPoCが失敗する、つまり本番運用まで進まない最大の原因は、技術力ではなく「PoCの成功基準を運用側の言葉で決めていないこと」だ。FDEとして複数の企業のAI導入支援に関わってきた中で、精度は出ているのに導入されないPoCと、精度はそこそこでも現場に定着するPoCの差を何度も見てきた。今回はその境...